先日のブログで、モントリオール植物園を紹介しました。モントリオール植物園はうちから近いので、時々出かけます。先日、行ったらデルフィニウムが満開でした。
デルフィニウムとは
デルフィニウムという名前は、ギリシャ語で「イルカ」を意味する言葉に由来しています。これは、つぼみのかたちがイルカの姿に似ていることにちなんで名づけられたそうです。英語の「ドルフィン」にも近いですよね。
ヨーロッパ、北アメリカ、アジア、アフリカなどに広く分布しています。暑さに弱いので、日本の夏は適さないようですね。カナダでは、庭先によく植えられていたりします。
デルフィニウムは毒性の植物
青い花というのは、自然界には少ないです。ひとつひとつの鼻は小さいですが、垂直にたくさんのブルーの花が咲くデルフィニウムは、人の目を惹きつけます。
とても可憐で、楚々とした花ですが、実は毒性の強い植物でもあります。食べると下痢や腹痛を起こし、死に至ることもあります。
さすがにカナダの気候が適しているとはいえ、これだけたくさんのデルフィニウムが群生しているのは、街中では見かけません。モントリオール植物園ならではの、ガーデニングだと思います。
雨に打たれると、その重みで茎が折れてしまうこともあります。今年は雨が多いので、残念ながら見ごろは短いかもしれません。