コンポストを始めようというとき、まず、置き場所を選ぶ必要があります。プランター用のコンテナなど、比較的小さな容器で行う場合は良いのですが、本格的なコンポスターや生ごみ処理機を導入するなら、コンポストを始める前に場所選びが必要です。
コンポストを配置するためにベストな場所とは、どのような場所でしょうか。
コンポストの容器で異なる場所選び
当然ですが、設置場所はコンポスト容器によって変わってきます。小さめのプランターや発効促進容器などを使用するのであれば、移動するのもカンタンですよね。以下の記事で紹介している、発効促進バケツを使用するなら、コンポストを始めてしまった後でも、移動させるのも容易にできます。
ベランダで行うプランターコンポスト
プランター用のコンテナで、生ごみコンポストを行う場合、室内でも可能ですが、私はベランダをおすすめします。ベランダで、できるだけ雨風にさらされにくい場所、半日蔭になる場所が理想的です。
本格的なコンポスター(生ごみ処理機)の場合
広い庭があり、本格的なコンポスト容器を使用する場合は、次のようなことに気をつけて場所を選んでみてください。
アクセスが容易な場所
コンポストは、頻繁に生ごみを追加していきます。そのため、いつでもサッと行って、生ごみを投入できる場所に設置する方が良いでしょう。広い庭をお持ちの方は、雨の日などでもアクセスしやすい場所に設置するのがおすすめです。
日照は半日蔭がベスト
日当たりは半日蔭になる場所が最もやりやすいです。といっても、常に日陰になる場所やずっと日当たりがよい場所で、できないわけではありません。あくまでも、「できれば半日蔭」くらいの感じで良いです。
ただし、日当たりが良すぎる場合は、コンポストが乾燥しすぎることがあります。その場合は、時々水分を補給してあげると良いと思います。
水はけがよい状態にしておく
設置場所の条件として気をつけたいのは、コンポスト容器はできるだけ土や草の上に置き、つねに余分な水分が排出される状態に保っておくことです。コンクリートやタイルなどの上では、うまく排水できないこともありますので、そのときは、容器の下にすのこを置いたり、小枝を敷き詰めたりして工夫してみてください。
特に、コンポスト容器にふたがなく雨をしのげない場合、この排水環境がとても重要になります。
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