コンポストの方法の一つとして、初心者にも始めやすい生ごみコンポストの方法を紹介します。ベランダのような狭い場所でもできるので、家に庭がないという人でも可能です。
用意するもの
- プランター用コンテナー
- ガーデニングに使った古い土
- 生ごみ
- 新聞紙(あれば)
コンテナーを置いておく場所
生ごみコンポストのコンテナーを置いておく場所は、ベランダでも庭でも構いません。できるだけ、雨が降りこまない場所が良いです。日光は当たっても当たらなくてもどちらでもOKだと思います。
生ごみコンポストで大切なのは、日照よりもむしろ温度です。
生ごみコンポストは、20度以上の温度があれば1週間でかなり発酵が進みます。あまり温度が低すぎると、堆肥化に時間がかかりますので、お住まいの場所の季節と温度に合わせて初めてみてください。
1.コンテナーに土を入れ、穴を掘る
プランター用コンテナーは、できるだけ大き目のものがやりやすいです。気になる方は、コンテナーの下に新聞紙を敷いて、始めましょう。
用意したコンテナーにガーデニングで使った古い土を入れます。そして中央に、ごみを入れるための穴を掘ってください。
2.穴の中に生ごみを入れ上から土をかぶせる
掘った穴の中に、台所にからの生ごみを入れます。果物や野菜の皮についているプラスチック製のシールやステッカーは、はがします。また、大きなものや硬いものは、細かく刻んでから投入する方が堆肥化が速く進みます。
穴にごみを入れたら、上から土をかぶせます。このとき、生ごみが上から見えないように、きちんと土でふたをしてください。
3.1週間後にかき混ぜる
1週間そのままで放置します。1週間たったら、すこしかき混ぜてみてください。入れておいた生ごみが発酵して土になっていると思います。温度が低い場合や、生ごみが大きい場合などは、1週間でも土に還元しきれないことがあります。その場合は、また同じように土をかぶせて様子を見ましょう。
画像は、堆肥化する途中のバナナの皮です。もう少し置いておくと、完全に土になります。
4.寝かせて完成!
1週間程度で堆肥化は完了します。しかし、実際の菜園に使用するには、さらに1週間以上寝かせる方がおすすめです。
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