カナダ、オンタリオ産の梅を見つけたので、これで梅酒を作ってみることにしました。
梅酒は通常焼酎で作りますが、35％以上のお酒なら、だいたいなんでも作れるそうです。カナダで安い焼酎を手に入れるのは少し難しいので(韓国産ならあります)、今回はラムを使って作ることにしました。
ホワイトとブラウンの2種のラムと、カナダ産梅(冷凍)を使って、梅酒を仕込みます。
カナダ、オンタリオ産の梅を冷凍する
カナダ、オンタリオ産の梅
カナダ、オンタリオ州で取れた梅です。梅酒に使うには少し熟れすぎているかもしれません。でも、とりあえず梅酒を作ってみることにします。
コンテナーとラムを用意していないので、まずは梅を冷凍することにしました。冷凍した梅で作るとエキスがよく出るので、通常よりもやや早く梅酒が出来上がります。
冷凍梅を使って梅酒を作る場合、冷凍する前に梅のへそを取り除いておきます。冷凍梅を使う場合は、梅を水に浸してあく抜きする必要がありません。また、冷凍した梅は解凍しないで仕込みます。
ラムと黒糖で仕込む梅酒
ホワイトラム、ブラウンラムと黒糖で仕込みます。
材料：
- 梅 1㎏ (冷凍)
- ホワイトラム 750～1000ml
- ブラウンラム 750～1000ml
- 黒糖 800g
作り方：
冷凍梅と黒糖を交互に瓶に入れていく。
- コンテナーを殺菌消毒する。煮沸消毒もしくはアルコール消毒で、煮沸消毒の場合は、よく乾かしてから使用すること。
- コンテナーに梅と黒糖を、層状になるように交互に入れる。
- 今回はホワイトラムとブラウンラムと2種類で仕込むので、冷凍梅と黒糖を半々2つの瓶に入れていきます。
- 最期に静かにラムを注いでふたをする。冷暗所で保存し、6か月後くらいから飲めるようになります。
コンテナーについて
ホワイトラムとブラウンラムで仕込んだ梅酒。
梅酒用のコンテナーは、日本なら安く購入しやすいですが、こちらではなかなか見つけるのは容易ではありません。
梅酒を仕込むコンテナーは、1㎏の梅を一つの瓶に仕込む場合、4l以上の大きさが必要です。また、梅酒は酸が発生するので、金属の蓋はコンテナーとして向きません。理想的なのは、ガラス状の入れ物にプラスチックの蓋が最適かと思います。
最近は、こちらでもコンブチャが流行っているので、コンブチャ用のコンテナーが出回っているようです。北米で、梅酒用のコンテナーを探す場合は、コンブチャを仕込むような瓶(ジャー)というと、見つけやすいかもしれません。
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