トマトはコンポストできます
自家菜園で収穫したトマトや、スーパーなどで購入したトマトのヘタや種、食べ残しは、基本的にコンポストにできます。トマトの実は、水分が多いので、堆肥化するのも早いです。
トマトを調理するときにゴミとなるヘタや、種もコンポスト容器に入れてかまいません。ただし、コンポストの中や堆肥として菜園や花壇に使用する際に、種が発芽する可能性もあります。
花用の土壌がほしいときにトマトが発芽したらいやだ、という人は、トマトの種を取り除くほうがいいかもしれませんね。
種を取っておいて栽培することも
また、トマトをきちんと栽培したいという人は、種を乾燥させておいておきましょう。正しい方法で種まきを行えば、次シーズンに自家菜園でトマトを収穫できるかもしれません。ただ、スーパーで販売されているトマトは、ハイブリッドのものもあるので、自分で種をとって育てようとしてもうまく発芽しないこともあります。
食べ残しのトマトについて
食べ残しのトマトも、料理していない状態であればコンポストに加えることに、まったく問題ありません。加熱調理したものや、サラダドレッシングなどに浸されたものは、コンポスト初心者にはあまりおすすめできません。
肉や魚といっしょに加熱調理されたトマトは、ネズミなどの小動物を引き寄せてしまうことになりかねません。また、サラダドレッシングの油分は、コンポストの堆肥化を遅らせることもあります。少量の場合、大きな問題にはなりませんが、自分のコンポストの状態を観察しながら検討してみてください。
トマトジュースはコンポストできる?
手作りのトマトジュースはコンポストに入れても問題ありません。市販のものは、中に入っている成分を確認してみましょう。
市販のトマトジュースには、糖分や塩分が加えられたものが多いです。糖分や塩分はコンポストによくないわけではありませんが、あまり多すぎると微生物や菌の働きが悪くなることがあります。
市販のトマトジュースが余ったときは、スープやトマトソース、ケチャップの代用品などどして使い切ってしまう方がいいかもしれませんね。
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