今回は大豆を熟す前に収穫したもの、枝豆の紹介をしたいと思います。
大人も子どもも大好きな枝豆をもっと詳しく知ってみませんか?
奈良時代から馴染みのある美味しい歴史
奈良・平安時代にはもう今と同じ食べ方がされていたそうです。江戸時代には夏に路上で枝豆が売られていたんですって。
その頃は枝につけたまま茹でたものがポピュラーで、歩きながら食べられるファストフードのような存在でした。この状態のものを「枝付き豆」などと呼んでいたことから、枝豆と呼ばれるようになったと言われています。
枝豆は大豆ですが、大豆として食べることを想定した品種、枝豆にして食べることを想定した品種が別にあるため、種子をとる目的以外では枝豆を熟させて収穫はしません。
ビールに枝豆、どうして?
枝豆にはメチオニンというアルコールの分解を促進する成分が含まれており、アルコール代謝を高めるビタミンB1や肝臓をサポートするコリンという成分お豊富なんです。これらが二日酔いや悪酔いするのを予防してくれ、さらにカリウムでむくみまで防いでくれるんですよ。
しかし、ビールにも枝豆にもプリン体が含まれているので、枝豆はおつまみのなかの一皿として味わってくださいね。
おうちで育ててみよう!自家製枝豆
栽培キットが販売されているほど枝豆は簡単に育てられます。収穫時期はちょうど6月中旬から9月下旬までなので、お子様の自由研究にも使えますね。
簡単に育てるならポットのものを使います。種まきの場合、ポットから植え替えるときに根を傷めてしまうこともあるので、心配な方はこちらで。
枝豆を食べたら全部虫が・・・なんてことにならないように、寒冷紗などで覆って防虫対策を。株が成長していれば花が咲く前でもOKです。
自分で育てた枝豆は格別です。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
夏の定番、枝豆。スイーツからおつまみまで幅広く楽しめる枝豆をぜひ旬の今に味わってくださいね。