普段から辛いものが好きな私たちですが、毎年なにかしらチリ(唐辛子)を栽培しています。今年は、はじめてカイエンヌペッパー栽培に挑戦しました。
そして、見事成功!(というほど、難しくない^^)
大量にカイエンヌペッパーが収穫できたので、冷凍保存の他に、オイル漬け、酢漬け、しょうゆ漬けなどいろいろアレンジしてみることに。
カイエンヌペッパーについて
カイエンヌペッパーは、実物は見たことなくてもスパイス屋さんで見かけたことがある人は多いのではないでしょうか。スパイスの中で「チリパウダー」として売られている赤い粉末は、カイエンヌペッパーであることが多いです。
カイエンヌペッパーは、カイエンペッパーとも呼ばれているようです。アルファベット表記はCayenne pepper。
カイエン種(カイエンペッパー)と呼ばれるトウガラシは、実は特定の品種を指しているのではないらしいです。赤く長細くスパイスに適した辛味と風味を持つ品種をひっくるめて「カイエンヌペッパー」と呼ぶようですね。
スコヴィル値が30,000-50,000という強い辛味を持つ唐辛子として、認識されています。
カイエンヌペッパーの育て方
直蒔きよりも育苗してからの方が育てやすいようです。日当たりのよい場所と水はけのよい肥沃な土壌を好みます。乾燥に弱く、しっかりと水やりをしましょう。
カイエンヌペッパーといっても品種としてはいろいろなものがあるので、種類によって多少違いがあるかもしれません。しかし、我が家で今年育てた品種はかなり背丈が高くなりました。
実も、1株に大量につくので、支柱を立ててあげる方がよかったかもしれません。
花が終わると実を付けますが、最初は緑色をしています。それがどんどんと膨らみ大きくなり(大きくならないカイエンヌペッパーもあるようです)ますが、赤くなるまで待ってから収穫する方が良いようです。
ペッパーはストレスを与えると辛くなるので、実がついて少ししたら水やりをストップしてみましょう。うちの場合は、ここ数日で気温が急激に下がり、そのせいか一気に赤くなる実が増えました。
このまますべての実が赤くなるまで放置しておきたかったのですが、初霜の危険があったので、すべて収穫することにしたわけです。
我が家のカイエンヌペッパー大量収穫
とにかく大量過ぎて「これを一体どうしたらいいのか」と、さんざんレシピを探しました。
ペッパーは乾燥させたり冷凍保存することも可能です。しかし、今年栽培したカイエンヌペッパーは、けっこう実が大きいので、乾燥よりも刻んで冷凍保存する方がいいだろうという結論に達しました。刻むのはそのまま丸ごと冷凍すると冷凍庫がいっぱいになってしまうためです、笑。
オイル漬け、酢漬け、しょうゆ漬けなどのレシピもありましたが、この唐辛子をすべてマリネするには調味料が足りません。そのため、ほんの一部を漬けものにして、あとはすべて冷凍しました。
カイエンヌペッパーのいろいろ漬け
そんなわけで、いろいろな調味料で漬けてみました。
左から、酢漬け(ホワイトビネガーと塩少々)、オリーブオイル漬け、ナンプラー漬け、しょうゆ漬け(醤油はまだ注いでいません)です。
ナンプラー漬けは、タイやベトナムとかの屋台でテーブルに置かれている調味料の一つです(酢漬けを置いていることも多い)。チャーハンに加えると、それだけで東南アジアチックな風味をプラスできます。
こうして漬けておくと、料理にアレンジしやすいですし、長持ちします。大量のカイエンヌペッパーで困った時には、おすすめです。
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