朝市内へ向かってドライブ中のこと。
ちょうど、ラジオから流れてきた話で、リスを調理することについて話をしていた時です。
私たちの前方の車が急ブレーキを踏んだので、うちの旦那も慌てて減速。
そのままスルスルっと交差点を過ぎてすぐ、どこかでバンと何かがぶつかる音が聞こえました。
どこかで事故でもあったのかな?と思った瞬間、後ろからドンっという衝撃!
あー、ヤラレタ…。
3台の車、追突事故
私たちのすぐ後ろの車(フォード)にその後ろのピックアップトラックが追突し、その衝撃で私たちも追突されたわけです。
フォードを運転していたのは若い女性で、6ヶ月前にも同じような事故にあったといいます(あなたの運転に問題があるんじゃ…)。
ピックアップトラックを運転していたのは、若い男性。
多分この男性が信号を渡ろうとして車間距離を詰めていたのではないかと。
道路の中央レーンで起こったので、とりあえず道路脇に車を寄せて警察を待つことになります。
というか最寄りの警察署は200mくらいしか離れていないのに、なかなか来ない。呼びに行った方が早いんじゃないか、なんて冗談を言いながら待ちます。
事故が起こったのは、朝6:47、女性警察官が到着したのは7:25。
一応、現場検証始まる
ウチのトヨタ車は全く無傷(さすが日本車!)。フォード車は、後ろからピックアップトラックに追突されて、車体の後部にダメージが大きいです。ガラスは粉々、かなりへこんでいます。
名前と住所を聞かれて、運転免許証やIDカードの提出を求められました(私はもっていなかったんですが、問題なし)。この辺は、日本と変わりません。
身体にどこかダメージはあるか、と聞かれたので、「ちょっと胸に衝撃が残っている」というようなことを言うと、「救急車呼ぶ?」と聞かれました。
救急車に乗ってみたいと思ったものの、「大丈夫です」と。
事故処理の番号をもらって終了
私たちは、車へのダメージもなかったので、手続きもシンプルでした。
警察官の女性はなにやら書類に書き込んで、渡してくれたのがこのカード。事故処理番号らしきものが書かれています。
「病院に行く必要があるときは、72時間以内であればこのカードを見せれば無料になります」
というようなことを言われました。帰宅した後、体調が悪くなったら3日以内に病院に行け、ということですね。
そのカードをもらって、私たちは先に退散。
モントリオールの健康保険
モントリオールには、住民権を持つ人であれば、全員加入する健康保険があります。医療費がゼロになることはありませんが、保険証を持っていると全額負担しなくてすみます。
ただし、モントリオールの医療事情はあまりよくありません。
「ファミリードクター」といって、家族単位のおかかえの医師を持つのが一般的ですが、医師の数が不足しているので、その登録ができない人も多いようです。
また、うちの旦那もファミリードクターがいるものの、診察のアポが取りづらく、2、3か月待ちとかで普通らしいです(それでファミリードクターって言えるのかなぁ)。
とりあえず、今回は、事故に巻き込まれた人みんな、どうというケガもなく、良かったということにしておきましょう。