今年は4月~5月の間、イギリスと日本に滞在していたため、例年よりもガーデニング開始時期が遅くなりました。
それでも、もともと私たちが住んでいるカナダ、ケベックのガーデニングは6月からが本番。
そこで6月初旬にカナダに戻ってすぐ、野菜の種を畑に直播きしたのです。
ところが、なぜか今年は雨が多く、気温がなかなか上がりません。
涼しい気候が好きなサラダ系野菜はすくすく育っていますが、夏野菜がまったく育ちません。困ったものです…。
ルッコラやサラダ菜は成長
6月にカナダの自宅に戻ってきてびっくりしたのが、去年種から育てたルッコラの一種がすでに育っていたことです。
ルッコラは英語では「ロケット」と呼ばれますが(主にイギリス英語)、これは「ワイルドロケット」と呼ばれる品種です。
ふさふさと成長していて、十分収穫できる大きさになっています。
ルッコラや、いわゆるベビーリーフとして食するサラダ系の葉っぱは、冷涼な気候の方がよく育つので、現在のこの冷夏でもすくすく育っています。
こちらは、6月初旬に種を蒔いたサラダとルッコラです。
少しずつちぎって、サラダなどでいただくことができる大きさです。
夏野菜は育たない…
一方、育つのにある程度の温度と日照が必要な夏野菜たちは苦戦しております。
今年は、屋内で種から育苗する暇がなかったので、すべて畑に直播きしました。双葉が出て本葉がやっと出てきたところなのですが。
ズッキーニもきゅうりも、このような状態で成長が止まってしまったみたいな感じです。
今年初めて試してみた野菜たち
今年初めて試してみる野菜もあります。まずは、枝豆です。
カナダで、枝豆の種が買えるなんて意外でした。でも、順調に育っております。発芽率もむちゃくちゃいいです。
そのほか、今年になって初めて育てているのが、「サイサイラディッシュ」と「わさびからし菜」と呼ばれる野菜です。
日本語ではなんというのか、わからないのですが、いずれもベビーリーフとして若い芽を食べるようです。
それと、シソですが、去年「青じそ」というパッケージを注文したら、入っていたのは韓国ジソ、つまり「えごま」でした。
えごまは今年種を蒔いていないにも関わらず、下の画像のように健やかに育っております。
今年、リベンジということで、再度「青じそ」を注文したんですが(同じ会社で)、どうも私のカンでは、紫ジソがなりそうな気がします…。
まだ、双葉しか出ていないので、真相はまた後日。
菜園で収穫したベビーリーフで朝ごはん
田舎暮らしの醍醐味といってよいでしょう。
菜園で収穫したばかりの野菜を使って料理を楽しむことができます。
まったく暑くならない、日本の熱波がうらやましい…、とぶつぶつ愚痴はこぼしておりますが、収穫できているのですからよしとしたいと思います。
今朝は、菜園で採ったベビーリーフ(サイサイラディッシュ、小松菜、ルッコラ、ワイルドロケット)と、タイバジルでベトナムフォーをいただきました。
昨夜、(あまりに寒くて)白菜と豚肉の鍋をしまして、その残りのスープに鶏ガラスープの素と醤油を加えて麺スープにしました。
手頃なたんぱく質がなかったので、刻んだサラミを少々、仕上げにあらびき胡椒で完成です。
―――さて、今日もまた涼しいので、今夜はタイカレー鍋でもしようかな、という感じです。いつになったら、夏が来るのでしょうか・・・
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