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英語とフランス語のバイリンガル都市、カナダのモントリオール

フランス語

私が住んでいるモントリオールはカナダのケベック州にあります。ケベック州は、カナダの中でも、フランス語を公用語としている州です。フランス系、イギリス系の移民が混じっていて、毎日の生活では、英語だけでなく、フランス語が飛び交うバイリンガル都市です。

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英語とフランス語を公用語とするカナダ


photo credit: “And Then There Was Light” Sound & Light Show via photopin (license)

カナダと言えば、英語だと思われがちですが、国としての公用語は英語とフランス語の2つを定めています。と言っても、カナダ人みんなが英語とフランス語のバイリンガルかというと、そうではありません。

英語話者とスランス語話者の割合は、カナダ全体では英語が8割、フランス語が2割だと言われています。公用語は州ごとにも定められていて、カナダ10州のうち、英語のみを公用語とする州は8州です。

ニューブランズウィック州では、英語とフランス語の両方が公用語とされ、ケベック州(私が住んでいるところ)は、フランス語が公用語となっています。

 

ケベック州でフランス語が話される理由


photo credit: Dinner Guest via photopin (license)

カナダは、歴史上、フランスとイギリスの植民地でした。現在でも、カナダの王室はイギリスのエリザベス女王を「カナダ国王」として抱いています。私たち日本人は普段あまり意識していませんが、エリザベス女王は、イギリスの国王でありながら、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどの国々の国王でもあるのです。でも、それらの国は、イギリスの植民地ではありません。

ちょっと話がそれました。

ケベック州でフランス語が話されるのは、フランスがカナダを植民地としていた当時、ケベック州を中心に統治していたからです。その後、イギリスとの戦争でフランスが負け、ケベック州をイギリスにとられてしまいました。

イギリスがケベック州を植民地として手に入れた当時、すでに多くのフランス系移民が住みついていて、宗教などの文化面で大きな相違がありました。イギリス人はそれらを改宗させることもできましたが、そのような強硬政策は行わず、ケベック州の人々に彼らの文化や宗教をそのまま留保させたわけです。

そのため、現在でも、ケベック州はフランス語圏であり、フランス文化を色濃く残しています。ここに、ケベック州が「北米のヨーロッパ」と言われる所以があるようです。

 

モントリオールで就職するにはバイリンガル

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photo credit: Le Guide français de Québec : complet, illustré, descriptif / French Guide to the City of Québec: Comprehensive, Illustrated and Descriptive [translation] via photopin (license)

そういった意味で、モントリオールに住む人々は、自分たちの文化や言語にたいへん誇りを持っています。

ただし、ケベック州で就職するには、英語とフランス語の両方に堪能でなければ、仕事を見つけるのは困難だとも言います。その点、ケベック人は、他の州に暮らすカナダ人に比べて、乗り越えなければならないハードルがひとつ多いといえるでしょう。

ケベック州に住んでいる人がみんなバイリンガルとは限りません。モントリオールに住んでいても、両親がフランス系の人なら、フランス語のみの生活になりがちです。つまり、ケベック州でフランス語を第1言語とする人の中には、カナダ人でありながら英語ができなかったり苦手な人がたくさんいます。

 

英語をゆっくり話してくれるケベック人?


photo credit: C-FLWH via photopin (license)

ですから、モントリオールに住んでいると、人々の話す英語が、他のカナダ人と比べてゆっくりだと感じることが多いです。英語が母国語でない人がたくさんいるので、自然と話すのゆっくりになるのではないでしょうか。

日本から、モントリオールに行こうとすると、バンクーバーかトロントで乗り換えます。いずれかの都市で乗り換えの際に入国審査を受けて、国内便に乗り換えます。そんな時、トロントの入国管理官の早口の英語にあたふたとなった後で、モントリオールに入ると、ゆっくりで聞き取りやすい英語にほっとします(笑)。

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