欧米では肥満が大きな問題となっているのは、ご存知の方も多いでしょう。日本で「太っている」という人でも、こっちに来れば、ほとんどの場合「スリム」な方にカテゴライズされてしまいます。
それなのに、日本ではネットでも雑誌などのメディアでも、頻繁にダイエット商品が宣伝、販売されています。どうして、日本人はそんなにダイエットしたがるのでしょうか。
企業のマーケティングだと思っていたんですが
何を見ても、どこを見ても、「ダイエット」であふれている日本。炭水化物ダイエット、糖分制限ダイエット、ファスティングダイエット、置き換えダイエット…。
日本に住んでいる日本人は、どうしてそんなにみんなダイエットしたいのか。
ダイエット関連商品やファッション系の企業のマーケティング戦略に、人々が踊らされているだけかと思っていたんですよね。実は。
日本に帰ってみるとよくわかる
もちろん、企業の戦略ということもあるかもしれません。しかし、それだけではないことは、自分が日本へ一時帰国してみればよくわかります。
それは、「日本のごはんが美味しすぎるから(笑)!」
日本食はなんでも美味しいけど、特に炭水化物の美味しさは、ダントツで日本でしょう。
ごはん(白飯)、パスタ、パン、じゃがいも…。なんでも美味しくて、しかもコンビニなんかで、手軽に買うことができます。
ランチにコンビニで買い物していると、おにぎり、サンドウィッチ(しかも入っているのはポテトサラダ)、菓子パン、お好み焼き、焼きそば…、とにかく炭水化物+炭水化物の組み合わせでつい買い物してしまうこともしばしば。
一時帰国すると太る
しかも、夜はビールもお酒も美味しい。晩御飯もおつまみも美味しい。夜遅くまで居心地の良い居酒屋やバーが開いているので、ついつい長居してしまう。
こんなわけで、日本に一時帰国すると必ず太ります。
確かに、「炭水化物カット」「糖分カット」したくなる気持ちが分かります。
一時帰国すると、太る、そしてダイエットしたくなる。日本に住んでいる人の気持ちが実感できました。