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日本でもプラスチック袋が有料化するかも?ゴミに対する日本人と外国人との意識の違い

スーパーマーケット 海外生活

買物した時にもらうプラスチック袋が日本でも有料になるかもしれないというニュースを見ました。海外では、プラスチック袋が有料な国や地域が多いので、日本もようやくその流れに乗りそうなムードですね。

とはいっても、お買い物する方からすると、なかなか不便なものです。環境にいいとはわかっていても、「いやだな」「不便だな」と感じるのが本音という人は多いのではないでしょうか。

でも、プラスチックゴミに起因する環境問題は大きな議題です。海外在住者として、プラスチック袋の問題やゴミ問題に関連して、日本の現状について感じていることを書いてみたいと思います。

 

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そもそも日本は過剰包装がひどすぎる

ギフトラッピング

海外生活を初めて10年くらいたったころ、一時帰国した日本のデパートでギフトとしてお財布を購入しました。「プレゼントですか?」と店員さんに聞かれたので「そうです」と答えました。そうすると、その店員さんは、ギフト用包装を行ってくれました。

その店員さんは、まず、私の購入したお財布をやわらかい半透明の紙で包み、専用の小さな袋におさめました。そして、それをそのお財布のブランド名がついた箱に入れてくれました。さらにその箱をラッピング用ペーパーでデパート包みしてくれました。そこにギフト用リボンをつけ、さらにデパートのロゴが入った紙バッグにそれを入れて、袋の開封口をテープでとめてくれました。

こんな感じでその作業を行っている間、そこで5分ほど待たされたわけですが、私は途中で「すみません、その作業いつまで続くんですか?」と言いそうになったことを覚えています。

日本に住んでいたころはこれが普通で、何も違和感を感じていませんでした。デパートのサービスとしてありがたがっていたくらいです。でも、今、無駄にゴミを生み出すことを「良くないこと」として考える海外に住んでいて、日本のこういった過剰包装には疑問を持つようになりました。

ちなみに余談ですが、日本の「デパート包み」そのものには、感動する外国人もいます。折り紙にも通じる、日本人の器用さが活かされた技術です。

 

日本の繊細さがゴミを生み出している

プラスチックゴミ

別の件。スーパーで良く売られているセット食品って、ありますよね。鍋セットや焼きそばセットなど、具材や必要な調味料などが少しずつセットになっていて、そのセットを1袋買えば、わざわざその他の食材を買いそろえる必要がないというものです。

そのときは母からもらったのですが、ベトナム風生春巻きのセットでした。ライスペーパーなどの食材や専用のタレが必要量だけセットになっているものです。

生春巻きが大好きなのでうれしいかったんですが、いざ外袋を開けてみると、すべての食材が小さなプラスチック袋に別々に入っていたんです。確かに、タレは別袋としてプラスチック袋に入っていないといけないと思うのですが、その他の食材はわざわざすべてを小分け袋に入れる必要があったのでしょうか。

美味しくいただきましたが、作って食べた後に残ったプラスチックの山をみて、主人が一言「ひどいね」と。

コンビニで売られている「ざるそば」なんかもそうで、蕎麦とそれ以外の食材の間にプラスチックの皿が敷かれていますよね。ときには、その下の麺の部分にはさらにプラスチックシートが置かれています。おそらく、蕎麦が他の具材やプラスチック皿そのものにくっつかないための工夫と、見た目をよくするためのものだと思うのですが、その日本人の細やかさが仇になっていると思うのです。

それって、本当に必要なものなのでしょうか? 海や街を汚してまで…?

海外では買い物プラスチック袋有料は常識?

スーパーマーケット

もちろん、すべての国や地域がそうというわけではありませんが、有料の国や地域は多いですし、そうでない国もこれから有料化が進むのではないでしょうか。

特に法的に整備されている国も多く、そういう国ではゴミ問題に対する意識が強いです。日本ではとても一般的な、割りばしやストローなどの使い捨てアイテムについて批判的な人も少なくありません。また、カナダのそこそこのビジネスホテル以上の宿泊施設では、使い捨ての歯ブラシを置いていないところもあります。

また、ケニアのようにプラスチック袋そのものが禁止になっている国もあります。海外旅行者でもプラスチック袋を所持していると法律違反に問われますので、気を付けましょう。

プラスチック袋有料化がゴミ問題に向き合うきっかけに

買い物したときにプラスチック袋がもらえないというのは、正直言って不便に感じることもあります。でも、日本の場合、少なくともゴミ問題についての関心が低いのかな、と感じていたので、これがきっかけとなり少しでもゴミやプラスチックのことについて考えるきっかけになればいいなと思います。

私が住むモントリオールでは、ゴミの分別についても厳格で、リサイクルと通常のごみ、台所の生ごみ(コンポスト)に分けて出すことが義務付けられています。

台所のゴミを「コンポスト」として分別して出すことで、通常のゴミは極端に少なくなります。それだけゴミやプラスチック問題に対して意識が高いということなのでしょう。

日本人の場合、見た目をよくするために過剰包装を行ったり、利用者の便利のためにプラスチックを多用していると感じます。それは、日本人特有の「おもてなし」精神であったり相手のことを思いやる気持ちの現れでもあると思うのですが、それよりも「環境」を重視する時代なのかもしれませんね。

海外生活
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