外国人を食事に招待するときに質問すべきこと

外国人を食事に招待するときに質問すべきこと 海外生活
外国人を食事に招待するときに質問すべきこと

海外、特に西洋では、自宅に友人を招いて食事することが多くなります。これは、家が狭くてもボロいアパートでも関係なくて、ホームパーティをやる=リッチで贅沢で華やかな暮らし、という意味ではありません。

日本人の感覚とすると、「我が家の粗末な手料理よりも、ちょっとこじゃれたレストランに招待する方がおもてなし」だと思うかもしれませんが、コチラではむしろ逆なんですね。

「お金(だけ)を使ってレストランに招待するよりも、時間をかけて用意した自宅での食事をいっしょにシェアする方が心温まるおもてなし」だと考えられているように、私は感じています。お金よりも、「時間」や「気持ち」の方が重要度が高いと認識されているような気がするんです。

そんなわけで、実は今週末、我が家も友人夫妻と息子さんを招くことになっています。古い友人なので、その日は我が家に泊っていただく予定になっています。

…と、前置きが長くなりましたが、外国人を自宅の食事に招待するときに、ちょっと気を付けたいことがあるので、ここにまとめておこうかなと思いました。

この記事の内容は、ポッドキャストでもお話ししています。時間のある時にでも聞いてみてください。

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意外と食べないものが多い外国人

私は昔レストランで働いていたので、おもてなし料理のメニューを考えるのは好きな方です。でも、外国人となると、意外と好き嫌いや食べられないものがあるので、前もって確認が必要になります。

日本人であれば、多少好き嫌いがあったとしても、食品アレルギーを除いては、「せっかく作ってくれたのだから」と味見くらいする人が大多数だと思います。しかし、外国人はそうではありません。「私、○○は食べないので」と、自分の食べるものと食べないものをはっきりと選択するので、下手をすると食事に招待したのに食べられるものがない、という事態にもなりかねません。

外国人ゲストへの質問票

それで、外国人を食事に招待するとなると、私はいつも質問攻めにしてしまいます。どんな方でも、前もってメールで質問します。これは、その人とその場のゲスト全員に食事を楽しんでもらいたいために尋ねるものですので、ゲストもたいていは喜んで回答してくれます。

ベジタリアンかどうか

ベジタリアンといっても、許容範囲には個人差があります。厳密に言うと、どの範囲の食品が食べられるかで呼び方が異なりますが、その辺はこの記事では省略します。

具体的には段階的に、赤い肉(牛肉とか豚肉)だけを食べない人、赤い肉も鶏肉も食べない人、動物の肉および魚やシーフードも食べない人、加えてチーズやバターおよび卵も食べない人、さらに加えてスープストックやソース類も動物性エキス(ビーフエキスやカツオだし)を含むものはNGな人、などに分かれます。

宗教上食べられないものはないか

宗教上、豚肉が食べられない人や牛肉を好まない人がいます。

食品アレルギーはないか

次の項目と少し重なりますが、食品アレルギーを持つ人は日本人より外国人の方が多いような気がしますので、必ず質問します。

乳製品、卵、ピーナッツなどのナッツ類、えび(甲殻類)、そば、グルテンや小麦粉(下の項目参照)、シーフード、黒コショウ他スパイスなどなど。

小麦粉(グルテン)アレルギーはないか

厳密に言うとグルテンアレルギーと小麦粉アレルギーは別ものらしいですが、とにかく、小麦粉がOKかどうかはとても大切です。日本人は意外と小麦粉を含む食べ物を食べています。

日本でも、グルテンフリー食はファッションとして存在しているみたいですが、グルテンアレルギー(セリアック病)の人にとっては、場合によっては生死にかかわる深刻な問題です。

グルテンアレルギーの場合、片栗粉を除いて粉物はNGだと思っておく方がよいでしょう(日本人の作る一般的な料理としての話)。日本蕎麦も十割でないと、小麦粉が入っている可能性があります。

パン、うどん、お好み焼き、肉まん、餃子、パスタ、中華そば、とんかつ・天ぷらなどの揚げ物、これらすべてNG。

唐揚げは、片栗粉のみならOKのようです。お米、米粉、ライスペーパーも大丈夫です。

苦手な食品はないか

アレルギーや食べられないというほどではないけど、苦手な食品というのもありますよね。例えば私の夫は豆腐を食べるとお腹がゆるくなります。

その他に、外国人の中には海苔や寿司、餅が苦手という人もいます。オクラや山芋のネバネバ系も、苦手という人もいますね。

ちなみに、納豆はかなり強烈なインパクトをもっていますので、私は料理として出したことがありません。納豆好きな外国人でない限り、使わない方が無難でしょう。

生の魚や半熟のたまごは食べられるか

お刺身、カツオなどのたたき、魚を使った寿司、なめろう系(渋いな)を出したいときには確認します。半熟卵を食べない人もいるので、豚角煮やサラダに添えたいとき、すき焼きでたまごを使いたいときは質問する必要があります。

とてもニッチな話になりますが、酒好きにはたまらない卵黄の味噌漬けなんかも、半熟卵がダメな人はダメでしょね…。

鍋をみんなでつつくことに抵抗はないか

ちょっと笑える質問項目かもしれません。

日本風(中国や東南アジアにもある)の、鍋料理をみんなでつつく方式が苦手な外国人もいます。こっちでもチーズフォンデュという鍋っぽいものがありますが、同じ鍋の中に個人の箸を突っ込んで共有するという感じではないんですよね。

なので、もし鍋料理でおもてなししたい場合は、この質問も忘れずに。

辛い料理、スパイスの効いた料理は食べられるか

私も夫も辛い料理が大好きですが、食べられない人もいますよね。日本人でもスパイスの効いたものは苦手という人もいるでしょう。

特に子供さんが参加する場合には、必須の質問項目です。

アルコールを飲むか

これは、ちょっとレストラン的質問です。アルコールを飲む人と飲まない人では好む食事が違ってきます。また、アルコールが飲めない人が多いなら、ソフトドリンクの用意も十分にしておく必要がありますね。

お酒を飲む人は飲まない人の気持ちが分かりにくかったりするものですが、おもてなしするなら、きちんと心遣いしたいものです(自分に言い聞かせ)。

頭のトレーニングにちょうどいい

こんな感じで質問して、できるだけゲスト全員が楽しめるメニューを作るのが、私は好きなんです。時には、ベジタリアンの人と、海老アレルギーの人と、鶏肉が苦手な人と、グルテンアレルギーの人が同時にやってきたりして、「いったい何を作ればいいの…?」となることもあります。

でも、それもまた、貴重な体験として、メニュー作りを楽しむようにしています。夫もいろいろとアイデアを出してくれるので、助かっていますしね。

それで、今週末は、いったい何を作ればよいのでしょうか…

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