ねばねば野菜の代表格とも言えるオクラ。
星形の切り口が可愛い、栄養満点なオクラのことをあなたはどれくらいご存じですか?
オクラの特徴と育て方について、まとめました。
オクラってこんな野菜!
オクラはアオイ科の植物で、原産地はアフリカ北東部です。旬は7月から9月ごろ。熱帯生まれの野菜なので、鹿児島などの比較的暖かい地域で栽培がされています。
生でも食べられますが、さっと湯がいた方が彩りも良く、ねばねば感が増して美味しく頂けますよ。生で食べる時には板摺すると産毛が気になりません。
栄養たっぷり、オクラのパワーで夏を乗り切ろう!
オクラのねばねばの正体は食物繊維です。整腸作用をサポートし、便秘予防にも役立ちます。大腸がんの予防にも効果があるとされているので積極的に摂りたいですね。
イメージはあまりありませんが、緑黄色野菜なんです。豊富なビタミンで疲労回復、夏バテ防止に大役立ちします。
意外と簡単!オクラをおうちで育ててみませんか?
直播きすることもできますが、5月頃になるとホームセンターや園芸店に苗が売り出されます。初めての方はそちらを利用するのがお手軽です。このころに植え付けをすると7月から10月頃に収穫できますよ。
生育の適温が20~30℃と高温に強いのが特長ですが、寒さにはめっぽう弱いので、10℃以下にならないようにします。
大きくなると高さが1mほどになるので、鉢やプランターに植える時は大き目のものに植え、支柱を使います。乾燥には強いですが、表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。鉢植えは地植えよりも水が切れやすいので夏場は朝夕の二回与えるのがオススメです。
オクラは成長の早い植物なので、サヤが若いうちに収穫してくださいね。人差し指ほどの長さになったら食べごろです。
ちなみに・・・
オクラという呼び名、実は英語なんですよ。和名はアメリカネリといい、陸蓮根(おかれんこん)と呼んだりすることもあるそうです。確かに、切っても切っても空洞がある独特な形は蓮根みたいですね。