ローフードダイエットって聞いたことありますか?
海外ではセレブといわれる人たちの間でも流行している食事方のことです。ちなみに、英語の「ダイエット(Diet)」というのは、「食事法」や「食生活」のことを指しますので、日本語で言う痩せるための「ダイエット」とは少しニュアンスが異なります。
ですので、ローフードダイエットといっても、「痩せる方法(ダイエット)」と必ずしも一致するものではありません。どちらかというと、一種の健康法であり、健康のための食事法ということになります。
ローフードダイエットとは?
で、「ローフードダイエット」というのは、どんな食事法なのかということですが。
ローフードというのは「raw food」ということで、日本語に訳すと「生食」ということになります。つまり、食品をできるだけ加熱せず生の状態で食べましょうという食事法なんですね。
生で食べるというと、刺身なんかを思い起こす人が多いかもしれませんが、ローフードダイエットで話題にするのは魚や肉類ではなく、むしろ野菜などのことを指している場合が多いです。
つまり、野菜を生で食べる、カンタンにいうと生サラダとしていただこうという考え方です。
何で「生食」が健康にいいのか?
生食は日本人にとっては、とてもなじみが深い食事方法です。しかし、それの何が健康に良いのでしょうか。
それは、最近の健康ブームでよく耳にするようになった「酵素」が関連しています。私たちが健康な生活を維持するためには、酵素の働きが欠かせません。酵素の働きなど詳しい点については、興味があれば以下の記事を読んでみてください。
その酵素をきちんと体内に入れるためには、(一般的には)生食でなければいけないといわれているんです。
食物の酵素は48℃以上の熱を加えると破壊されてしまうので、「焼く」「炒める」「揚げる」といった高温での加熱をしないことが推奨されています。
つまり酵素を効率よく吸収するためには生食が良いということで、「ローフードダイエット」なんですね。
最近流行っているローフードダイエットは酵素食ということ
…で、いいんじゃないかなと思います。
ちなみに、発酵食品にも酵素が含まれているらしいです。日本人は昔から味噌やお漬物など、発酵食品をよく利用してきましたよね。
つまり、伝統的に「酵素食」を生活に取り入れてきたということなのでしょう。