自家菜園で作っているバジルを大量収穫したので、バジルペーストを作ることにしました。
バジルペースト、つまりジェノベーゼソースですが、今回はBBCなどのイギリス系のレシピを参考にアレンジして作りました。通常のジェノベーゼソースよりも濃度が濃い、イギリス式(?)バジルペーストのレシピです。
イギリス式バジルペースト
私たちは畑で野菜などを育てていますが、バジルは作物を荒らす小動物を遠ざけるためにいいと聞いて、今年は畑と作物を囲むように大量のバジルを植えていました(もちろん、ハーブとして楽しむのも目的のひとつです)。
そんなバジルもすくすくと成長し、大量に収穫できたので、さて、どうしたものか。と、思いついたのがバジルペーストです。
イギリス人夫がレシピを探してきまして、それを少々アレンジして作ってみたんですが、これがなかなかいい感じ。
日本でよく紹介されているバジルペーストは(つまりジェノベーゼソースですが)、わりとオリーブオイルをたっぷりめに使うレシピが多いみたいなんですね。今回私たちが作ったのは、オイルよりもむしりナッツとチーズをたっぷり使ったリッチなレシピです。
かなり濃度が高くて、見た目は柚子胡椒みたいな感じ? イギリスでよく見かけた、ローストラムにつけるミントソースのバジルバージョン?みたいな雰囲気です。
とにかく、さっそくレシピを紹介しますね。
イギリス式バジルペーストの材料
- バジルの葉 120g
- オリーブオイル 100ml
- パルメザンチーズ 125g
- 松の実 100g
- ニンニク 2かけ
松の実は、その他のナッツでも代用可能です。今回私たちも、松の実バージョンの他に、アーモンドバージョン、ピーナッツバージョンを作りました。いずれも分量は同じ100g使っています。
チーズですが、用意していたパルメザンチーズの量が足らなくて(それだけたくさんバジルを収穫できたので)、一部チェダーチーズで作ったペーストもあります。
それでも、けっこうおいしくできたので、パルメザンがないという方はその他のチーズで試してみてもいいかもしれません。そのほかのチーズを使うときは塩分が足らないと感じるかもしれないので、味見して塩を追加してください。
イギリス式バジルペーストの作り方
- バジルの葉を洗って水けをとっておく
- 松の実をフライパンでローストする
- パルメザンチーズをすりおろす
- すべての材料をフードプロセッサーに入れて攪拌して出来上がり
固形の材料に対してオリーブオイルの量が少ないので、ミキサーだとうまく回りませんでした。フードプロセッサーで攪拌してください。
ナッツ、チーズはその他のものでも代用可
今回、松の実のほかにアーモンドとピーナッツでも作ってみました。松の実は比較的油分が多いようで、アーモンドだと少しさっぱりした感じになります。
チーズも、パルメザンチーズが足らなくなってチェダーチーズで作ったバージョンもありますが、チェダーチーズの方が塩分が少なかったみたいで塩味のマイルドなペーストになりました。
バジルペーストを冷蔵する場合は早めに消費
通常のバジルペーストはオリーブオイルの量が多く、さらにオイルで蓋をして冷蔵すると、かなり日持ちします。でも、今回紹介したこのペーストは、その他の材料の分量に比べてオイル分が少ないので、おそらく冷蔵ではあまり日持ちしません。3日くらいで使い切ってしまうのがおすすめです。
我が家は出来上がり量も大量なので、数日以内に食べきってしまう分を除いて、冷凍保存しました。冷凍用密封袋に薄くのばして入れて保存しておけば使いやすいと思います。
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